2024年07月23日
ビブリオバトらない
ビブリオバトルをご存じだろうか。
自分の好きな本を時間内にプレゼンテーションして、聴衆に読みたいと思わせた方が勝ちという書評プレゼンバトルだ。
京都大学で考案され、今では全国、各カテゴリーで大会が催されている。
我らが大島高校でも開催されているようで、ブログ記事を興味深く読ませていただいた。
私が所属しているあるコミュニティーでも、ビブリオバトルが開催されたことがある。
プレゼンはするが勝敗を決めないというルールなので、名付けて“ビブリオバトらない”。
こういうイベントは大好きなので、参加しない手はない。
さて何を選ぼうか。
とりあえずビブリオバトルをYouTubeってみると、何らかの授賞式のプレゼンターに、辻村深月が登場した。
大ファンだ。どの作品を読んでも面白い。
特に女子の妬み嫉みみたいなものを書かせたら、天下一品だと思う。
映画化もされた代表作『ツナグ』の一話、アラシとミソノの物語なんか、もう鳥肌ものだ。
で、結局選んだのは『ツナグ』ではなくて『鏡の孤城』。
辻村深月の最高傑作との呼び声も高いが、確かにそれに値する名作だ。
こんなところでネタばらしするよりも、ぜひご一読いただきたい。
こちらもアニメで映画化されているので、読書の苦手な方は映画を。優里の主題歌に泣かされる。
ということで、ビブリオバトルは面白いので、夏休みのイベントとして、ぜひ家族でバトらず開催しようと思っている。
本は漫画でももちろんOK。
かく言う私も、『北斗の拳』と『ベルサイユのばら』の魅力を、ある場所でプレゼンしてきたばかりだ。ビブリオバトルではなかったけれど。
さて、家族の“ビブリオバトらない”にはどんな本を選ぼうか。
https://amzn.to/3Ly8JXg
https://amzn.to/4d90aOz
Posted by 井田陽平 at 11:05│Comments(0)