2024年07月29日
自警団

ひょんなきっかけで、奈良に来て自警団に入ることになった。
自警団とは、奄美で言う青年団や壮年団みたいなもので、地域の夜警や防災、イベントの運営などを任務とする有志の団体だ。
郷に入っては郷に従え。
千葉から奄美に移住した時も、できるだけ地域のイベントには参加しようと思っていたし、保育園や小学校の役員なんかも積極的に引き受けてきた。
保育園の保護者会長は確か3回、小学校の役員も毎年どこかの学年の学年長を務めさせてもらった。
奄美に移住した時は、一番上の子が2歳半と小さかったこともあり、地域のイベントや子育てサークルなんかにも参加する機会が多かった。
そのおかげで、自分たち的にはとてもすんなりと、地域になじめたと思っている。
男の子2人は、朝仁集落の豊年相撲で、化粧まわしを付けて土俵入りさせてもらったのも、最高の思い出のひとつだ。
という訳で、奈良の自警団へのお誘いに乗っかってみた。
朝仁青年団もそうだったが、こちらの自警団もとても居心地がいい。
無償で地域のために活動しようと集まっている人たちなので、当然と言えば当然なのだが、みんないい人ばかりだ。
先日の土曜日は、盆踊り大会があった。
前々から協賛金集めや買い出しなどの準備を始め、当日はもちろん、翌日の後片づけまで(自分は協力できない日も多かったが)、ひと通り働かせてもらった。
今年はかき氷の担当だったので、ひらすら氷を削った。
おかげで腕が軽い腱鞘炎になったようで、翌日の朝まで少し痛かったが、これもまたいい思い出だ。
こういう話、奄美人にとっては超あるあるですよね。
いろんな場所で暮らしてきた私が言うのだから間違いない。
奄美人は、イベントのプロフェッショナルだ。
あんなにイベントが多くて、かつ、楽しみ方を知っている地域も珍しい。
奄美はこれから奄美祭りだが、こちらの次は秋祭りだ。
これがまためちゃんこハードなイベントなので、その時またここで報告しよう。
それまでは月1回の夜警と、放水訓練にしっかり参加してと。
自警団。
何だか上手くまとまらないが、何だか意義のあることが出来ているような気がして、心地よく活動している。
Posted by 井田陽平 at 20:41│Comments(0)